阪神先発・西勇は8回3失点 4万2千超の満員甲子園の力を信じて粘投 19人連続アウトも

[ 2022年5月3日 16:10 ]

セ・リーグ   阪神-ヤクルト ( 2022年5月3日    甲子園 )

<神・ヤ>7回を投げ終え気合の表情を見せる西勇(撮影・大森 寛明)
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 昨年6月以来のチーム7連勝に向け、中5日で先発した阪神・西勇は8回3失点と試合をつくったが、勝利投手の権利を獲得することはできなかった。

 3年ぶりに前売りが完売して4万2千超の観衆で満員となった甲子園。「応援は心強い」と気持ちを高めていたが、序盤の失点が響いた。

 初回2死一塁からの村上との対戦。追い込みながらも、カウント2―2からの勝負球、133キロの変化球が浮いて、甘く入った。打球は5月の浜風にも乗って、逆方向の左翼スタンドに届く7号2ラン。西勇にとっては悔いの残る失投となった。

 2回には高山の失策による1死三塁から長岡を詰まらせながらも左前適時打。ここまで甲子園では2戦2勝。2試合で1失点だった西勇にとっては、無念の3失点だった。2回2死から8回まで打者19人を連続アウトに仕留め、反撃を期待したが、3勝目には届かなかった。

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2022年5月3日のニュース