巨人・原監督「逆風だってヨットは前に行くんだから」 今季初の4連敗、ヤクルトに1・5差と迫られる

[ 2022年5月3日 18:15 ]

セ・リーグ   巨人3―12広島 ( 2022年5月3日    マツダ )

<広・巨>選手交代を告げ、上を見上げながらベンチに引き揚げる原監督(撮影・河野 光希)
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 首位・巨人は広島戦に今季ワーストの12失点で敗れ、今季初の4連敗。6連勝中だった阪神に3―0で勝って今季初の4連勝を飾った2位・ヤクルトに1・5ゲーム差と迫られた。

 前回登板した4月24日の中日戦(バンテリンD)で3回途中7安打6失点(自責6)KOされたドラフト3位右腕・赤星が中8日で先発もバックの守備に足を引っ張られたこともあって初回に6失点、2回に3失点と序盤で9失点し、結局、4回途中11安打12失点(自責3)で2試合連続大量失点KO。大黒柱の坂本を欠いた遊撃は広岡、増田大、湯浅と次々に3人が守ったが、初回に広岡の失策から大量6失点、増田大は4回に2点適時失策と守備陣に4失策が記録された。

 悔しい大敗となったが、3番手として7回、8回の2イニングを投げた平内がMAX153キロをマークして4者連続三振を奪うなど打者8人を1安打無失点投球。原辰徳監督(63)は、平内が良かったとの指摘に「うん。平内も、大江も少し良くなってきた感じはあるし、そこの辺は収穫でしょうね」としつつも「ちょっと今チームには逆風が吹いているけれども、それをやっぱりまた、逆風(の状況)だってヨットは前に行くんだから。そういう状況にしないといけませんね。OK?」と語気を強めていた。

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2022年5月3日のニュース