巨人・元木ヘッド「せっかくチャンスを与えているのに」 坂本不在の遊撃、次々に3人が守って2失策

[ 2022年5月3日 17:39 ]

セ・リーグ   巨人3―12広島 ( 2022年5月3日    マツダ )

<広・巨>1回1死二塁、西川の遊ゴロを広岡がエラー(撮影・奥 調)
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 首位・巨人は今季ワーストを更新する大量12失点で今季初の4連敗を喫した。

 前回の3回途中6失点KOから中8日で先発マウンドに上がったドラフト3位右腕・赤星が4回途中12失点(自責3)KO。バックも4失策で足を引っ張り、失策がことごとく失点に結び付いた。

 試合後、巨人の元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)は失策の多さを指摘され、「そうだね、エラーが多かったね。ミスがやっぱり点につながっている。そういうところが相手にスキを与えているのかな」とコメント。数が多い、との指摘には「確かに。何試合かね」とし、きょうの遊撃手の2つは普通にやらないと、にも「まあ、そうだよね」とした。

 攻守の大黒柱で主将を務める坂本が5月1日に右膝内側側副じん帯損傷と診断されて今季初めて登録抹消。代わりに遊撃でスタメン起用された広岡が初回にピンチを広げる失策を犯して大量6失点のきっかけをつくると、4回にはこの回途中から遊撃守備に入ったばかりの増田大が2点適時失策。結局、この試合では広岡、増田大、湯浅と遊撃を3人の選手が守った。

 坂本不在の影響を露呈する1戦となったが、それを敗因とされるのもチームとしては悔しいところ。「だから代わりに出ている選手が、せっかくチャンスを与えているのにそういうことをしていたらチャンスが少なくなる。危機感をもってやらないとね」と語気を強める元木ヘッドだった。

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2022年5月3日のニュース