中日が天敵・ロメロ討ちで3連勝 立浪監督「もう1回ぐらい倒せるようにやっていかないと」

[ 2022年5月3日 12:35 ]

セ・リーグ   中日-DeNA ( 2022年5月3日    横浜 )

<D・中>勝利しグータッチする中日ナイン(撮影・島崎 忠彦)
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 中日が苦手のDeNA・ロメロを攻略して3連勝。カード初戦の連敗も5で止め、貯金を2に戻した。昨年は4試合で3敗を喫するなど防御率0・66と封じられ、今季も3月29日のバンテリンドームでの対戦で8回3安打零封と抑えられていた天敵を逆方向への打撃で崩し、5回途中で4点を奪ってKOした。

 2点ビハインドの3回に打線が奮起した。先頭・鵜飼の四球の後、岡林が三遊間をしぶとく破る安打で一、二塁とし、石川昂の投前の送りバントが、ロメロの悪送球を誘って1点。続くビシエドの中前適時打で同点打とし、なお1死一、三塁から高橋周の左犠飛で逆転に成功した。5回も1死二塁から高橋周が外角のチェンジアップをうまく中前に運び追加点を奪った。

 ロメロに浴びせた7安打のうち6本は中堅から逆方向への安打。前回は早打ちが目立ったが、この日はしっかりと球を見極めて球数を増やし、追い込まれてからはコースに逆らわずにはじき返す打撃が有効だった。

 立浪監督は「ロメロは球に力があるし、右にはツーシームもある。非常に嫌な投手だが、きょうはよく攻略できたかなと思う」と手応えを口にしつつも「もう一回ぐらい倒せるようにやっていかないといけない」と話した。

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2022年5月3日のニュース