天理大が3季連続優勝へ王手 怒とうの15人攻撃 4回一挙11点で大勝

[ 2022年5月3日 15:36 ]

阪神大学野球第4節2回戦   天理大12―1大阪体育大 ( 2022年5月1日    ほっともっとフィールド神戸 )

先制犠飛を放った天理大・友杉(左)と勝ち越し打を放った岩本主将
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 怒とうの15人攻撃だった。天理大は1―1で迎えた4回、先頭の5番DHの下林源太(2年=天理)が右前打で出塁。6番・宇都慎之介(4年=川之江)も右前打で続いた。1死一、二塁では8番・岩本大輔主将(4年=敦賀気比)が中前に勝ち越し適時打。9番・小林太郎(3年=松商学園)も左前に連続適時打を放った。

 下位が勢いをつけた打線は止まらない。四球をはさみ、2番・中川彰(3年=天理)の中前適時打、3番・友杉篤輝(4年=立正大淞南)の左越え適時二塁打など、この回だけで10安打を集中させ11点を奪った。

 藤原忠理監督は「打線は水ものですから。きのうはバッティングが小さくなっていたので、きょうは初球からしっかり向かっていこうという話はしました」と試合を振り返った。

 勝ち越し打を放った岩本主将は「三振だけはしないようにと思って打席に立ちました」と殊勲打に笑顔。前日は今リーグで初の無安打に終わっていた友杉は「調子はこの2節ぐらいよくなかったのですが、4回は点がたくさん入っていたので気持ち的には楽でした。打球が低かったので捕られるかなと思ったんですけれど」と3季連続優勝に王手をかけた試合を振り返った。

 第2試合で関西国際大が勝ったため、天理大21ポイント、関西国際大16ポイントで最終節(7、8日 ほっともっとフィールド神戸)の直接対決を迎える。天理大は連敗しなければ優勝が決まる。 

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2022年5月3日のニュース