【大谷翔平と一問一答】完全投球中の緊張感は「なかった。欲をかいたところで良い投球できるわけでもない」

[ 2022年4月21日 12:12 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―0アストロズ ( 2022年4月20日    ヒューストン )

エンゼルス・大谷翔平(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は20日(日本時間21日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に今季3度目の「1番・投手」で投打同時出場。6回途中までパーフェクト投球を見せるなど6回1安打無失点で今季初勝利を挙げた。打っては2点二塁打を放つなど4打数2安打2打点で今季3度目のマルチ安打をマーク。エ軍は6―0で勝ち2連勝、今季最多の貯金3として地区首位をキープした。

 大谷との一問一答は下記の通り。

 ――完全投球が続いていた時の心境は
 「(完全は)頭にありましたけど球数多かったので…なかなか9回まではというのはいかなかったかなと」

 ――スライダーを多投したのは作戦か?
 「どっちもありますね。ある程度試合前のプランもあるし、試合展開見ながらもありました」

 ――初回に打席2回まわってきて疲れはあったか?
 「あまり考えないようにしてますね。何回打席がまわってきても。たとえ塁からマウンド行ってもそのせいにはしないですし。特に何も考えないようにしてますね」

 ――きょうの試合は人生でベストピッチ?
 「人生一ではないですかね…」

 ――メジャーではベスト?
 「そうかもしれないですね」

 ――登板自体を振り返って
 「球自体は良かったですし、初回6点入ってからなかなかそこから抑えるのが当たり前みたいな雰囲気の中でリズムを作っていくのは難しいんですけど…それをしっかりできたというのはトータルとしては評価できるかなと」

 ――リラックスしてる時は一番危険と相手監督は言っていたが、リラックスしていたか?
 「きょうはリラックスはしてなかったですね。けっこう集中してましたし。長い回を投げるというよりかは明日もオフなので、1イニング1イニング中継ぎにつなぐつもりでいきました」

 ――完全試合が続いてる中でバントヒット試したのは気になった?
 「まったくならないですね。僕もバントしましたし。それはシフトを敷いているので、それはバントケアしなきゃいけないわけだし。何点差であろうが、勝つための手段として使ってくるということですから」

 ――制球が良かった理由はあるか?
 「どういうプランでって決めてましたけど、それは変わっていくものなので自分の感じたように、相手が何が一番打てないか、反応とか考えながら投げていた」

 ――ヒットを打たれた時に何か思ったか
 「特にはないけど、四球よりかは打たれる方がチームの流れ的には悪くないかなと。その後の四球の方がよくないなと思った。疲れてるのはなかったけど、相手のケアもしっかりしていたし、打順重ねるごとの結果だと思う」

 ――打撃についての手応えは
 「昨日もそうですし、よくない内容がある中で、ズルズルいかないところは多少いいかなと。しっかり切り替えて良い打席を積み重ねていきたい」

 ――完全投球が続く中で、独特の緊張感みたいなものは?
 「なかった。素晴らしい打線ですし、欲をかいたところで良いピッチングできるわけでもないので。一人一人斬りたいと思ってました」

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月21日のニュース