巨人・原監督 堀田は「20年ぐらい現役続くだろうから」とレジェンドに期待 20歳が第一歩踏み出す

[ 2022年3月31日 22:14 ]

セ・リーグ   巨人6―3ヤクルト ( 2022年3月31日    神宮 )

<ヤ・巨(3)>プロ入り初先発初勝利を挙げた堀田(右)は原監督の祝福を受ける(撮影・森沢裕)
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 巨人が3年目右腕・堀田の6回無失点好投で昨季日本一のヤクルトに逃げ切り勝ち。今季初の3連勝を飾り、開幕6戦で早くも貯金4とした。巨人がヤクルトに同一カード3連勝を飾るのは昨年6月以来。

 巨人は4回、1死一、三塁から主砲・岡本和が左前適時打を放って先制し、6回には2死満塁から丸の中前2点適時打で加点。9回には吉川の今季初打点となる適時打などで一挙3点を追加した。投げては20歳の堀田が5回までに4併殺を取る6回78球の省エネ投球で5安打無失点の好投。プロ初登板初先発初勝利を飾った。

 試合後、原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――堀田は走者を出しながらも

 「ね。なんか、今日ツキもあったようにも見えるし、非常に、粘り強く放ったというところがね、非常に勝ちに結び付いたのかな」

 ――併殺打を多くとれたことも自分を助けた

 「そうですね。それもあるし、ちょっと風も味方をしてくれたところもあるしね、全てほめるということはね、まだ反省するところはあるでしょうけれども、でも今日は勝ち星がついたというところと0点で抑えたというところが非常に彼にとってもね、チームにとっても非常に大きなことですね」

 ――プロ人生の第1歩をしっかり刻んだ

 「そうですね。まだまだ彼の場合20年ぐらい現役続くだろうから、レジェンド的なことはね、しっかりと刻むだけのね、かなり厳しい今日(こんにち)まで来たのっていうのはね、ステップ材料にしてもらいたいね」

 ――大勢と鍬原は連投だったので起用は

 「そうですね。畠もっていうところはあったんですけど、うまい具合に今村が2回を放ってくれたというのでね、何とかと思いましたけど、そう簡単にはね、1つの勝利を取るというのはね、簡単なものではないですね」

 ――お兄ちゃんたちがしっかり援護した

 「そうですね。そうですね」

 ――6回の丸

 「あれは大きいですね。無死満塁から2死、ね。あれは非常に大きかったですね」

 ――9回も下位打線からチャンスを作って追加点

 「粘っこく攻撃陣もね、やってくれているのでいいと思いますね」

 ――同一カード3連勝、2カード連続勝ち越し。いいスタートが切れた

 「まあ一通り6人の先発投手がそこそこみんないい結果を出してくれたというのがね、もちろん勝ち星というのはね、大きいんでしょうけど、でも先発投手たちがそれぞれいい投球をしてくれたというのは非常にチームにとって、まあ私の中でも、大きなことだったですね。続けていってもらいたいなと思いますね」

 ――ビエイラが心配

 「ですね。彼は良い時の投球をちゃんと彼も記憶しているわけで、ですからそこは足りないところは調整してもらうというところをね、期待しています」

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2022年3月31日のニュース