中日・松葉　6回途中無失点の好投見せる　白星は得られなくても、持ち味の“超速テンポ”で翻弄

セ・リーグ   中日ーDeNA （ 2022年3月31日    バンテリンD ）

＜中・D（3）＞舌を出しベンチに戻る中日・松葉（撮影・椎名　航）
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　打者に考える時間を与えない。投げて、捕って、すぐ投げる。中日の先発・松葉が立ち上がりからテンポの良い投球でアウトを重ねていった。

　直球の球速は140キロほどだが、スライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を内外角に投げ分け的を絞らせない。

　6回に1死から連打を浴び一、三塁と初めて得点圏に走者を許したところで藤嶋にマウンドを譲り、今季初登板で初勝利とはならなかったが、5回1/3で80球を投げ、5安打、無四球、無失点と先発の役目を果たした。

　「少し緊張はありましたが、いつも通り冷静にテンポの良い投球ができたと思います。6回途中に藤嶋に投げさせてしまったのが申し訳なかったです。次頑張ります」とコメントした。