近江・山田 3回途中4失点、45球を投げて自ら降板 5試合で計594球の大熱投

[ 2022年3月31日 12:28 ]

第94回選抜高校野球大会最終日 決勝   近江―大阪桐蔭 ( 2022年3月31日    甲子園 )

<近江・大阪桐蔭>初回2死一塁、大阪桐蔭・海老根を左飛に抑え、雄叫びをあげる近江・山田(撮影・坂田 高浩)
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 第94回選抜高校野球大会最終日は31日、阪神甲子園球場で決勝が行われ、代替出場校として初めて決勝に進出した近江(滋賀)は、4年ぶりの選抜Vを狙う大阪桐蔭(大阪)と対戦した。

 ここまでの4試合を一人で投げ抜いてきたエース山田がついにマウンドを譲った。初回無死三塁から谷口に右前適時打されて先制点を許すと、初回無死三塁から谷口に右前適時打されて先制点を許し、2回2死二塁からは前田に右前適時打されて2失点目。3回無死一塁から松尾に左越え2ランを浴びて、自ら申し出て降板した。

 前日30日の準決勝の浦和学院(埼玉)戦の5回に左足に死球を受けながら、延長11回170球を投げて2失点完投。試合後の診察で、左足関節外果部の打撲症と診断され、この日朝の様子を見て、この日の登板が決まった。準決勝までの4試合で549球を投げ、「1週間500球以内」の球数制限によって、25日の2回戦から1週間で384球を投げている山田がこの日に投げられるのは116球までだった。

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