大阪桐蔭 猛攻18点で4年ぶり4回目の優勝! 84年PL超える大会新記録の11本塁打

[ 2022年3月31日 14:38 ]

第94回選抜高校野球大会最終日 決勝   大阪桐蔭18─1近江 ( 2022年3月31日    甲子園 )

<近江・大阪桐蔭>3回無死一塁、左越え2ランを放ち、ガッツポーズをする大阪桐蔭・松尾(撮影・坂田 高浩)
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 第94回選抜高校野球大会最終日は31日、阪神甲子園球場で決勝が行われ、大阪桐蔭(大阪)が近江(滋賀)に18-1で勝ち、2018年以来4年ぶり4回目の優勝を飾った。

 決勝でも大阪桐蔭打線が爆発した。初回に2番・谷口の右前適時打で先制すると、2回には9番・前田の右前適時打で加点。その後も攻撃の手は緩めなかった。3回には3番・松尾に2試合連続となる左越え2ラン、6番・田井に中越えソロが出て、チーム本塁打数は大会新記録の9本に到達。さらに6回に5番・海老根が左越え3ラン、8回にも2番・谷口が決勝戦では40年ぶり史上3本目となる満塁弾を放ち、記録を11本まで伸ばした。終わってみれば16安打で18得点。今大会の大阪桐蔭を象徴するような大勝だった。

 投げては今大会2試合目の先発となった2年生エース・前田が快投した。5回に味方のエラーの間に1点を失ったものの、7回を投げて被安打2。11三振を奪って、近江の反撃を許さなかった。

 準々決勝では「KKコンビ」を擁した84年のPL学園に並ぶ選抜最多タイの1試合6本塁打。さらに決勝で4本塁打を加え、84年のPL学園を超える大会新記録の11本塁打を達成した。まさに記録ずくめの猛打が強く印象に残った日本一。来たる夏は12年、18年に続く3回目の春夏連覇を目指す。

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