カブス鈴木誠也 タイミング変えて待望のアーチ「ずっと日本の時からやってきたこと」

[ 2022年3月31日 09:59 ]

試合後に米メディアから取材を受けるカブス・鈴木(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 カブスの鈴木誠也外野手(27)は30日(日本時間31日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・右翼」で出場し、4回の第3打席にオープン戦初本塁打を放った。相手先発は昨季まで3年連続で開幕投手を務めた51勝左腕マルコ・ゴンザレス(30)。

 試合後の主な一問一答は以下の通り。

 ――初安打が本塁打。感触や気持ちは。
 「たまたまっていう感じですね」 

 ――打った瞬間いった感覚はあったのか。
 「いや、こすっていたのでどうかなという感じはありましたけど。でも角度よく入ってくれたのでよかったです」

 ――3打席目からステップをしないで打っていたように見えた。
 「単純にタイミングが合わないので、これはずっと日本の時からやってきたことですし。その投手その投手でタイミングが合う合わないはあると思うので。その中で1球1球合わないなと思ったら変えないといけないと思いますし、今日はタイミング合わなかったので、ノーステップにして、3打席目だけですけど。そこでしっかり自分のスイングができたのでよかったです」

 ――ホームに戻ってきたときに監督は同僚の反応を見た時の心境は。
 「うれしかったですね。素直にうれしかったです」

 ――ここまで4試合。試合勘は。
 「試合勘はもう慣れてきましたし、全然そこの問題はないと思います。ただあとは自分の技術的なところで、まだまだ足りない部分というのはたくさんあると思うので、しっかりやっていきたいなと思います」

 ――明日のオフは
 「寝ます」

 ――ホッとした気持ちが強いか。
 「単純にみんなが喜んでくれていたので、それがうれしくて。自分のバッティングに関してはまだまだ。全然だめだなと思うので。一つノーステップで打てた、タイミングを変えて対応ができたというのはプラスと考えて、そこから自分で何が合うのか合わないのかというのをしっかり考えながらやっていきたいと思ってます」

 ――こすったと言っていたが、感触は良くなかったのか。
 「完全に行ったというような感覚ではなかった。またセンターフライのような感じじゃないのかなという感じで走っていたので、ここ飛ぶので。それのおかげで入りました」

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