あるぞ大逆転「開幕センター」! 広島・大盛が今春初1番で躍動 佐々岡監督「チャンス与えたい」

[ 2022年3月9日 21:45 ]

オープン戦   広島2-2阪神 ( 2022年3月9日    甲子園 )

<神・広>初回無死、大盛は左中間二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 広島・大盛穂外野手(25)が「開幕中堅」獲りを猛アピールした。

 前日8日の「9番中堅」に続いて2試合連続での先発出場。今回は今春初の1番起用だった。迎えた初回先頭、カウント1―1からの秋山のチェンジアップを左中間に運ぶと、俊足を飛ばして二塁打に変える好判断を見せた。直後の菊池涼の犠打を投手・秋山が悪送球して先制のホームを踏んだ。

 センター争いは、春季キャンプ前まで野間と宇草の一騎打ちと見られていた。しかし、2人ともに打撃が低調でアピール失敗。その間に大盛が打撃好調をアピールして、2試合連続で中堅の先発を奪った。

 佐々岡監督は「結果を残しているので、チャンスを与えようとなっている」と期待を隠さなかった。大盛の台頭に押し出される形で宇草の降格も決定。「開幕センター」へ猛アピールを続けている。

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2022年3月9日のニュース