巨人・メルセデス OP戦初先発も4回途中4失点降板 通算7イニング目の初失点から3回連続失点

[ 2022年3月9日 19:25 ]

オープン戦   巨人―ソフトバンク ( 2022年3月9日    ペイペイD )

<ソ・巨>巨人先発のメルセデス(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28)がソフトバンク戦(ペイペイD)でオープン戦初先発。通算7イニング目に初失点すると3イニング連続で失点し、4回途中7安打4失点で降板した。

 メルセデスは初登板となった2月26日の広島戦(那覇)で2番手として2回4安打無失点。3月3日の西武戦(東京D)では2番手で3三振を奪う3回完全投球を披露した。試合前までの2試合で5回無失点と満を持して臨んだ先発マウンドだったが、序盤でつかまった。

 初回は2四球を出しながらも無失点で抑えたが、続く2回だった。先頭の松田にスライダーを右前打されると、井上には直球を左前打と連打され、無死一、二塁のピンチ。甲斐に初球で犠打を決められた1死二、三塁から川瀬の遊ゴロで先制を許した。

 3回には先頭・真砂にチェンジアップを左翼線二塁打とされると、続く柳田には初球の直球を右前適時打とされ、2失点目。グラシアルの打ち取った当たりは三遊間深くに転がって内野安打となり、なおも無死一、二塁とピンチが続いた。ここは栗原を中飛、松田を遊ゴロ併殺打に仕留めてそれ以上の失点は許さず。

 だが、オープン戦最長イニングに入った4回には先頭・井上にカーブを2打席連続安打となる左前打とされ、甲斐をこの試合3つ目の四球で歩かせると、川瀬に犠打も決められて1死二、三塁。続く三森にはスライダーを右翼線二塁打とされて一気に2点を失うと、ここで降板となった。

 メルセデスの投球内容は3回2/3で打者19人に対して69球を投げ、7安打4失点。2三振を奪い、与えた四球は3つだった。

 ▼メルセデス 先頭打者を出してしまい失点に繋がってしまった。コンディションは悪くなかったが、今日の登板で課題が見つかったので、次の登板に向けてしっかり調整していきたい。

続きを表示

2022年3月9日のニュース