阪神 支配下登録有力な渡辺が無失点投球「全体的にやりたいことはできた」 3番手・湯浅もアピール成功

[ 2022年3月9日 15:40 ]

オープン戦   阪神―広島 ( 2022年3月9日    甲子園 )

<オープン戦 神・広> 5回、登板する渡辺 (撮影・平嶋 理子)
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 開幕までの支配下登録が有力な阪神・渡辺雄大投手(30)と湯浅京己投手(22)がそろってアピールに成功した。

 渡辺は、5回から登板すると7番の中村健を三ゴロ。続く持丸には直球で空振り三振を奪った。2死から羽月に左中間二塁打を浴びたが、大盛りを遊ゴロに仕留め1回を1安打無失点。「今日はシンプルに考えて投球することを意識しました。全体的にやりたいことはできた」と振り返った。

 湯浅は3番手として6回から登板。先頭の菊池を137キロのフォークで3球三振に封じてから波に乗った。続く西川を二ゴロ。4番・末包には最速150キロの直球で押し込んでカウントを稼ぎ、最後は126キロのカーブで空振り三振を奪った。7回も続投した右腕は小園、堂林、中村健の3人を簡単に料理し、2回24球で3奪三振。完璧な内容で、首脳陣へのアピールに成功した。

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2022年3月9日のニュース