阪神・岩崎 まずまず初実戦 鳴尾浜でシート打撃登板、打者6人に20球「順調に来ている」

[ 2022年3月9日 05:30 ]

鳴尾浜でシート打撃に登板した岩崎
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 阪神・岩崎が今春初の実戦形式に登板し、開幕に向けて着実に歩みを進めた。鳴尾浜球場の2軍に出向いてシート打撃に登板。打者6人に20球を投げて感覚を確かめた。

 「今日は良くなかったですけど、これまで順調に来ていますし、またこれから試合に入っていけると思うので、そこで、はい」

 3人目のドラフト4位・前川に左翼フェンス直撃の二塁打されたのが、唯一バットの芯で捉えられた当たり。もちろん、結果は度外視の段階ながら、スライダーなどの変化球も試投して打者の反応を見た。直球については「頑張っているんですけど、あまりボールがいっていなかった。今日はそういう日でした」と不満顔も、山本を空振り三振に仕留めるなど、貫禄も示した。

 次は11日からのオープン戦3連戦(中日、巨人)の中で初実戦に臨む予定。矢野監督からも「任せていける投手。ここまで来たのが俺的にはよかった」と全幅の信頼を寄せられた。10日に合流予定の新助っ人ケラーの状態次第では、開幕当初は守護神を任される可能性もあり、経験豊富な左腕に心配は無用だ。

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