阪神ガンケル開幕アウト、ブルペン29球も金村投手コーチ「開幕には間に合わない」

[ 2022年3月9日 10:49 ]

キャッチボールを行うガンケル(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神のジョー・ガンケル投手(30)が開幕ローテから外れることが9日、明らかになった。腰の張りを訴え、2月27日のオープン戦ヤクルト戦先発を回避し、別メニューで調整していたガンケルは9日、甲子園での練習でブルペンで29球の投球練習を行ったが、首脳陣は開幕には無理をさせず、先を見据えてコンディションの回復を優先させる方針を固めた。

 投球をチェックした金村投手コーチは「無理をさせる時期ではない。開幕は間に合わないと思っています。焦らず、万全の状態で1軍に帰ってきてくれることが一番」と今後は走り込み、投げこみに時間を費やし、実戦はまず2軍教育リーグ登板を検討していることを明らかにした。

 ガンケルも投球練習後「久しぶりのマウンドだったが、順調には来ている。焦ってすぐケガというのは避けたいので、後退することなく進めたい」と語った。チームとしては小川の先発をスタンバイ、近く合流する新外国人ウィルカーソンらの仕上がりも確認しながら、開幕ローテを固めていく構え。また中継ぎの岩貞もハムストリングの痛みのため、しばらくは別メニュー調整となった。

続きを表示

2022年3月9日のニュース