自力V消滅の阪神・矢野監督「終わったことは変えられない…明日以降を全力で変えにいく」

[ 2021年10月8日 21:19 ]

セ・リーグ   阪神1-4ヤクルト ( 2021年10月8日    神宮 )

<ヤ・神21> 天王山の初戦を落とし球場をあとにする矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトにマジック点灯を許し、今季初めて自力優勝の可能性が消滅した矢野監督は、痛恨の敗戦にも懸命に前を向いた。以下は試合後の一問一答。

 ――高橋は前回、前々回に比べると状態は良くなかった。
 「中5日っていうのもあるしね、こっちももう、勝負いってるんで、それは前半奥川もいいだろうっていうのできてるんで、前半ちょっと粘ってくれたらなっていうのはもちろんあるけど、ハルトも勝負いった結果なのでね、それはしっかり受け止めてやるしかないかな」

 ――交代は次の登板を見越してか。
「そんなん考えてへんよ、そんなん考えてへん」

 ――球数も少なかった。
 「点差も考えて、今日の試合の大事さ分かってたらそんなん関係ない」

 ――打線は積極的に打ちにいって何とか攻略しようという姿はみせた。
 「まあまあ、そういうのはうちとして大事にしてるし。でも結果はプロとして求められる。だから良かったということではやっぱり、できない。俺らも成長していかなあかんし。そういう気持ちを持ちながら、どう結果につなげていくか。プロセスは俺、すごく大事にしているんだけど、そこまで求められる」

 ――自力Vの可能性が消えた
 「いつも言うけど、終わったことは変えられない。明日以降、自分たちが変えられるところにチャレンジにしていく。どういう状況になっても俺たちの野球っていつも言うけど、その姿を見せていくのが、さっきの打者の攻めていくのと同じで、そこがあってこその俺たちの野球なんで。そういうところを大事にしながら、なんとか変えられる明日以降を全員で変えにいく努力をしていきます」

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2021年10月8日のニュース