阪神・伊藤将 5回2失点も9勝目お預け「何とか粘りの投球をすることができた」

[ 2021年10月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3ー4DeNA ( 2021年10月7日    横浜 )

<D・神(25)>4回、宮崎の打球でグラブが脱げながらも懸命に一塁に送球する伊藤将(撮影・島崎 忠彦)
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 最低限の仕事は果たした。阪神・伊藤将は、5回4安打2失点とリードを保持して降板。初回を除いては、毎回走者を背負う苦しい投球も、粘り切った。

 「再三にわたりランナーをためてしまいましたが、何とか粘りの投球をすることができました。早い回で援護してくれた野手の方々に感謝です」

 3点リードの4回に自身の失策も絡んで無死二、三塁のピンチを招いた。内野ゴロと内野安打で2点を失いながら、5回も2死一、二塁の窮地で宮崎を二飛。3勝をマークしているDeNA相手に相性の良さを誇示した。

 チームがまさかの逆転負けを喫し、手にしかけていた9勝目は幻に。それでも、負けられない一戦で見せた粘投は、また一回りルーキーを大きくするはずだ。

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2021年10月8日のニュース