マリナーズGM 菊池雄星との来季契約は「感情に左右されずじっくり論理的に話し合うことが賢明」

[ 2021年10月8日 05:35 ]

マリナーズの菊池(AP)
Photo By AP

 マリナーズのジェリー・デイポトGM(53)とスコット・サービス監督(54)が7日(日本時間8日)、シーズン総括のオンライン会見を行い菊池雄星投手(30)との来季以降の契約について報道陣の質問に答えた。

 ディポトGMは球団が選択権を持つ来季からの4年総額6600万ドル(約72億6000万円)の契約行使について「まだ決定していない。感情に左右されずじっくり論理的に話し合うことが賢明だと思う」と話した。

 今季、菊池は自身初のオールスターにも選出され、前半戦は6勝を挙げチームを支えた。しかし、後半戦は不調から投球フォームを崩しシーズン終盤はローテーションを外れた。今季の成績は7勝9敗、防御率4.41。球団がワールドシリーズ終了後3日目までに選択権を行使しない場合、菊池には同シリーズ終了5日後以内に1年1300万ドル(約14億3千万円)の条件で残留する権利もある。双方が選択権を行使しなかった場合、菊池はフリーエージェントとなり全球団との交渉が許される。サービス監督は「菊池は前半戦の投手陣を支えてくれたが、後半戦は調子を崩し元に戻すことに苦労した。彼はとても才能があるので元の状態に戻せず私も投手コーチも残念だった」と話した。

続きを表示

2021年10月8日のニュース