ヤクルトにM11が初点灯!最短Vは15日 2年連続最下位が6年ぶり頂点へ快進撃、直近22戦16勝

[ 2021年10月8日 20:46 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―1阪神 ( 2021年10月8日    神宮 )

<ヤ・神21> 勝利を決めベンチで大喜びの高津監督(左から2人目)(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトは阪神との直接対決を4―1で制し、10月に入ってから無傷の7連勝。3ゲーム差となった2位・阪神の自力Vが消滅し、2015年以来6年ぶりとなるヤクルトの優勝へマジック11が初点灯した。現時点での最短優勝決定日は15日。

 ヤクルトは初回、21歳の主砲・村上が今季105打点目となる右中間への適時二塁打を放って先制。2回には西浦が左翼ポール直撃の5号ソロを放って2―0とした。1―2で迎えた5回にはサンタナ、西浦の連打などで築いた1死二、三塁で塩見が初球を右前に弾き返す2点適時打としてリードを3点に広げた。

 投げては20歳の先発右腕・奥川が7回途中4安打1失点と好投した。4回2死から相手主砲・大山に打たれた初安打が右越え21号ソロとなったが、失点はそれだけ。疲労の見える7回には抜け球が多くなり、8試合ぶりの四球を出して2死満塁としたところで降板したが、2番手左腕・田口が代打・糸井を空振り三振に仕留めた。8回を清水が3人でピシャリと抑えると、最後は守護神マクガフが“勝利の方程式”を完成させて逃げ切った。奥川は自己最多4連勝で今季9勝目(3敗)をマークしている。

 昨季まで2年連続セ・リーグ最下位だったヤクルトは9月に球団新記録となる13試合連続負けなしで10年ぶりの9連勝を飾るなど快進撃を続け、9月22日に437日ぶりの首位に浮上。10月に入っても勢いは止まらず、無傷の7連勝となった。13試合連続負けなしが始まった9月14日からは16勝2敗4分けと驚異の高勝率・889。貯金は今季初の23となった。

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