楽天・安楽が7年目でプロ初セーブ 遅咲き「平成の怪物」 離脱中の松井の穴埋める

[ 2021年10月8日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3ー2ロッテ ( 2021年10月7日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>9回2死一、二塁のピンチをしのいで安楽がプロ初セーブ。マウンドで笑顔を見せる(撮影・篠原 岳夫)
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 遅咲きの「平成の怪物」が、7年目でプロ初セーブを挙げた。楽天・安楽が1点リードの9回に登板。2死一、二塁のピンチを招いたがフルカウントから荻野をこの日最速の151キロの直球で二ゴロに打ち取り「やってきたことを信じて攻める気持ちで投げた」と大きく胸を張った。

 紆余(うよ)曲折を経て「クローザー」までのし上がった。昨季は本格的に中継ぎに転向して3年ぶりの白星。今季も開幕直後はビハインドの場面などで起用されていたが、安定感とタフさでセットアッパーの地位を確立した。正念場のロッテ戦に競り勝った石井監督は「安楽なくしてこういう戦いはできていない。凄く感謝している」と絶賛。負傷離脱中の松井の穴を埋める頼もしい存在の活躍でチームは2連勝。まだまだ逆転優勝は諦めていない。(重光 晋太郎)

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