鷹ひと筋15年…長谷川勇也が現役引退 13年首位打者 昨年の日本シリーズでは一塁ヘッスラで感動呼ぶ

[ 2021年10月8日 13:21 ]

ソフトバンク・長谷川勇也
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 ソフトバンクは8日、チームひと筋に15年間プレーした長谷川勇也外野手(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。9日午後1時から引退会見を行う。

 山形県出身の長谷川は酒田南時代に3度の甲子園出場を果たし、2006年の大学・社会人ドラフトで5巡目指名され、専修大からソフトバンク入り。プロ7年目の13年には首位打者(打率・341)、最多安打(198)のWタイトルを獲得し、ベストナインにも選出された。

 昨年は右脇腹痛の影響などで29試合出場にとどまったが、11月24日に行われた巨人との日本シリーズ第3戦(ペイペイD)では2―0で迎えた6回2死満塁の場面で牧原の代打に起用され、サンチェスから痛烈な打球を放って一塁ベースにヘッドスライディング。ダイビングキャッチした吉川尚の送球でアウトになると右手でグラウンドを思い切り叩いて悔しさを爆発させ、ファンの感動を呼んだ。

 プロ15年間で1232試合に出場し、通算打率・288、76本塁打、434打点。今季は70試合に出場して打率・263、3本塁打、19打点だった。※数字はいずれも10月7日現在

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