巨人 リーグ単独トップ11勝の高橋が4回もたず3失点KO 2者連続被弾で原監督が決断

[ 2021年10月5日 19:34 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2021年10月5日    神宮 )

<ヤ・巨20>4回途中でマウンドを降りる高橋 (撮影・森沢裕)
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 リーグ単独トップの11勝をマークしている巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が5・5ゲーム差をつけられて臨んだ首位・ヤクルトとの3連戦初戦(神宮)に中5日で先発登板。西浦、サンタナに2者連続弾を浴びるなど4回途中6安打3失点で降板し、12勝目を逃した。

 3試合連続で小林とバッテリーを組んだ高橋は0―0で迎えた3回1死から青木、山田の連打で一、三塁のピンチを招くと、相手主砲・村上の遊ゴロ併殺崩れの間に失点。村上は巨人主砲・岡本和の106打点に3差と迫る103打点目を一塁へ気迫のヘッドスライディングでもぎ取った。

 そして、0―1のまま迎えた4回には先頭の6番・西浦に2ボール1ストライクからの4球目、真ん中高めスライダーを左翼スタンドへ運ばれる4号ソロとされると、続く7番・サンタナには初球の外角直球を右翼スタンドへ14号ソロとされて3失点。2者連続被弾のこの場面で原監督がベンチを出て2番手右腕・鍵谷へのスイッチを告げた。

 投球内容は3回0/3で打者16人に対して69球を投げ、6安打3失点。2三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 高橋は9月23日の広島戦(マツダ)で打線の援護にも恵まれて6回3安打無失点と好投し、8月29日の中日戦(バンテリンD)以来25日ぶりとなるリーグ単独トップの今季11勝目。前回登板した9月29日の中日戦(バンテリンD)では5回4安打3失点(自責1)で降板し、打線が今季9度目の零敗を喫したこともあって12勝目を逃していた。

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2021年10月5日のニュース