ヤクルト・小川 今季初の中5日登板で6回2失点 3位巨人との3連戦初戦で粘りの投球

[ 2021年10月5日 20:10 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2021年10月5日    神宮 )

<ヤ・巨>力投する小川(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 ヤクルト・小川泰弘投手(31)が5日、巨人戦(神宮)に先発し、6回2失点だった。

 6年ぶりリーグ優勝へ。ヤクルトは、この日から3位巨人と3連戦、8日から2位阪神と3連戦の上位対決6連戦の大事な初戦。先陣を任されたのは今季初の中5日の登板となった小川。前回登板は10連勝がかかったDeNA戦(神宮)に登板し、3回6失点でチームの連勝を止めてしまった右腕だが、この日はコーナーを丁寧に突く投球で粘りの投球を見せた。

 初回、先頭の松原にいきなり中前打を浴びたものの、落ち着いて後続を斬り無失点の立ち上がり。2、3回も低めに集める投球で3者凡退。村上の併殺崩れの間に先制点を奪い1―0で迎えた4回。2死から坂本に右前打を打たれ、右翼手のサンタナが打球をファンブルして二塁へ進塁される不運。それでも岡本和を内角攻めで追い込み、最後は外角のスライダーで空振り三振に仕留めた。

 西浦、サンタナの2者連続本塁打で3―0とリードを広げた5回。1死後に丸、大城の連打で1点を失い、6回には1死一塁から坂本に中堅フェンス直撃の二塁打で1点差に迫られたが、最少失点で乗り切った。小川は6回94球を投げ、6安打無四球5奪三振2失点で先発の役目を果たした。

続きを表示

2021年10月5日のニュース