ヤクルト・村上 気迫のヘッドスライディングで先制点もぎ取った 3位・巨人と上位対決初戦

[ 2021年10月5日 19:04 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2021年10月5日    神宮 )

<ヤ・巨>3回1死一、三塁、遊ゴロで一塁にヘッドスライディングし併殺を阻止する村上。一塁手・大城(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトは5日に本拠地・神宮で巨人と対戦し、村上宗隆内野手(21)が「4番・三塁」で先発出場し、執念のヘッドスライディングで先制点をもぎ取った。

 6年ぶりリーグ優勝へ。ヤクルトは、この日から3位巨人と3連戦、8日から2位阪神と3連戦の上位対決6連戦の大事な初戦で主砲が気迫を見せた。

 0―0の3回。1死一、三塁の先制の好機で打席に立った村上。巨人先発左腕・高橋が投じた2球目の外角高めの直球を捉えた。打球は遊撃手の左を襲う強烈な当たりも、遊撃手・坂本がショートバウンドで倒れ込みながら好捕。二塁に送球し併殺を狙った。

 二塁手の若林が素早く反転し、一塁へ送球されると、村上は一塁へ気迫のヘッドスライディングでセーフ。この間に三走・青木が生還し、先制点を奪った。ヘッドスライディングから起き上がった村上は小さく頷き、先制点を喜んだ。

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2021年10月5日のニュース