菊地選手 今年のドラフトは「投高打低」、各球団の戦略に影響与える投手は「法大・山下」

[ 2021年10月5日 05:30 ]

法大・山下
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 運命のドラフト会議まであと6日。今年は例年よりも早い11日に開催されるだけに、スカウトの動きが慌ただしくなってきた。そんな中、金の卵を発掘するために全国を駆け巡るフリーライターの菊地選手(39)が今年のドラフト会議の傾向を分析した。

 菊地選手は今年のドラフトを「投高打低」と分析。高校生の1位候補に市和歌山・小園、高知・森木、ノースアジア大明桜・風間、天理・達の4投手、西日本工大・隅田、筑波大・佐藤の両左腕も挙げ「今年は投手が1位の球団が多いと思うけど、各球団の戦略に影響を与えそうな投手が法大・山下です」と話す。

 法大はコロナの影響で東京六大学リーグ戦の初戦が会議2日前の9日。「そこで衝撃を残せば“やっぱり1位で”となるところもあるのでは」と予想する。その他の1位候補には三菱自動車倉敷オーシャンズ・広畑、慶大・正木、上武大・ブライトらも挙げた。

 ◇菊地選手(きくちせんしゅ)1982年(昭57)生まれ。本名・菊地高弘。雑誌「野球小僧」「野球太郎」の編集部員を経て15年4月からフリーライターに。ドラフト候補の取材をメインに活動し、ツイッター上で「大谷翔平」とツイートした最初の人物(2010年10月8日)。野球部員の生態を分析する「野球部研究家」としても活動しつつ、さまざまな媒体で選手視点からの記事を寄稿。著書に、あるある本の元祖「野球部あるある」(集英社)などがある。ツイッターアカウント:@kikuchiplayer

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