西武戦力外の多和田「たくさんのことを学ばせていただいた」 渡辺GMは「プロの世界なので」

[ 2021年10月5日 15:08 ]

西武・多和田真三郎投手(2019年撮影)
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 西武は5日、多和田真三郎投手(28)に来季の契約を結ばないと通告したと発表した。

 
 2016年にドラフト1位で富士大から入団。18年には16勝で最多勝を獲得してリーグVに貢献した。だが19年オフに自律神経失調症であることを公表し、今季は育成契約を結んだものの、支配下選手昇格は果たせなかった。1軍通算では72試合に登板し29勝21敗、防御率4・17。

 多和田は球団を通じ「6年間という短い間ではありましたが、とてもいい経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせていただきました」とコメント。本人は現役続行を希望している。

 渡辺久信GMは「頑張ってはくれていたのは知ってます。ただブルペンには入れたが、2軍を含め実戦復帰するには至らなかった。プロの世界なので来季の契約は難しいと判断した」と説明した。

 また育成の大窪士夢投手(21)にも来季の契約を結ばないと通告したと発表した。

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2021年10月5日のニュース