大阪桐蔭・西谷監督「こちらがやるべき野球をされてしまった」 4点リードからまさかの逆転負け

[ 2021年8月23日 10:32 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   近江6-4大阪桐蔭 ( 2021年8月23日    甲子園 )

<近江・大阪桐蔭>試合後、涙しながらキャッチボールする大阪桐蔭・川原(撮影・河野 光希)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第10日は23日、甲子園球場で2回戦が行われ、3年ぶり出場の大阪桐蔭(大阪)は3大会連続出場の近江(滋賀)に4-6で敗れた。

 大阪桐蔭は近江の先発・山田の立ち上がりを攻めた。初回、2死満塁で6番・宮下が左越えに走者一掃の適時二塁打。一気に3点を奪うと、2回には8番・松尾がバックスクリーンにソロを放ち、1点を加えた。しかし、その後はリズムを取り戻した山田、そして7回から登板した岩佐の前に追加点を奪えない。

 逆に3回、4回、5回に1点ずつを奪われると、7回にはついに同点に追い付かれる。さらに8回、2番手・川原が途中出場の山口に適時2点二塁打を打たれ、悔しい逆転負けとなった。

 西谷浩一監督は「いい入りができたので、どんどん攻めていきたかったんだが、山田投手のピッチングの切り替えに対応することができなかった。変化球のコントロールが凄く良くなった」と悔しそうに振り返る。近江打線について、「しぶとい攻撃をされました。こちらがやるべき野球をされてしまいました」と称え、「日本一になると言い続けてきたこの1年、それを実現できず、申し訳ないです」と唇をかんだ。

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