阪神・大山の逆襲が始まる 10号決勝3ランで4年連続2ケタ本塁打到達も「まだまだです」

[ 2021年7月8日 21:18 ]

セ・リーグ   阪神6ー5ヤクルト ( 2021年7月8日    神宮 )

<ヤ・神(15)>ヤクルトに勝利しグータッチをかわす大山(中央)ら阪神ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 値千金の決勝弾を放った阪神・大山がさらなる爆発を誓った。3―3の8回2死二、三塁、清水から雨を切り裂く右越え10号3ラン。自身4年連続の2桁本塁打到達にも、ヒーローインタビューでは満足した様子は一切、見せなかった。

 「まだまだです。ここまで本当に迷惑ばかりかけているので、何とかチームに貢献したいと思って1試合1試合やっている」

 不動の4番と目された今季ながら、サンズ、マルテの両助っ人や新人の佐藤輝らの陰に隠れる形で6月29日から6番降格。それでも調子が上がらず、6日のこのカード初戦からは7番に下がっていた。

 昨季28本塁打した主砲の完全復活は、優勝には不可欠。主将でもあり「1試合1試合が勝負。全員で気を抜かないように、もう1回一丸となって頑張りたい」と強い決意を口にしていた。

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2021年7月8日のニュース