巨人・原監督 直江の早期降板は「きょうはロースコアと」踏んだから 「いい経験ができている」とも

[ 2021年7月8日 21:32 ]

セ・リーグ   巨人0―1中日 ( 2021年7月8日    東京D )

<巨・中(14)>涙?それとも汗?ベンチから今村のピッチングを見つめる直江 (撮影・森沢裕)
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 巨人は0―1で中日に敗れ、7カードぶり負け越し。貯金が12に減った。前夜はわずか3安打ながら本塁打2発で3点を挙げて勝利したが、この日は中日先発右腕・柳の前に8回散発4安打8三振。9回は守護神のR・マルティネスに3連戦初戦(前橋)に続いて3者連続三振に仕留められ、今季6度目の無得点試合に終わった。

 試合後、「0点だもんね。やっぱり何とかせないかんでしょ。最終回もKKKだからね。何とかせないかんね、それはね」と散発4安打無得点の打線を嘆いた巨人の原辰徳監督(62)は今季初、プロ4度目の先発マウンドに上がった21歳右腕・直江を3回途中3安打1失点で降板させたことについては「ちょっとボールに抑えがもうなくなってきたかなというところですね」と説明。「きょうはロースコアと」と、相手先発投手がリーグ奪三振トップの柳ということもあって早めの継投となった。

 直江の後は今村、桜井、大江、ビエイラが無失点リレー。大江は19試合、ビエイラは22試合連続無失点となった。「よく今村も桜井もいい形でリレーしてくれてね、大江もね。直江はいい経験ができていると思いますよ」と原監督。「きょうのゲームをつくったのは、やっぱりピッチャー陣がつくったというところでしょうね」と投手陣の頑張りを称えていた。

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2021年7月8日のニュース