巨人・原監督「0点だもんね。何とかせないかんでしょ。最終回もKKKだからね」 散発4安打零敗に不満顔

[ 2021年7月8日 21:20 ]

セ・リーグ   巨人0―1中日 ( 2021年7月8日    東京D )

<巨・中 14>8回1死一塁、若林のチャンスも三振併殺で失い、原監督(中央)もガックリ (撮影・西川祐介)
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 巨人は0―1で中日に敗れ、7カードぶり負け越し。貯金が12に減った。前夜はわずか3安打ながら本塁打2発で3点を挙げて勝利したが、この日は中日先発右腕・柳の前に8回散発4安打8三振。9回は守護神のR・マルティネスに3連戦初戦(前橋)に続いて3者連続三振に仕留められ、今季6度目の無得点試合に終わった。

 試合後、巨人の原辰徳監督(62)は「0点だもんね。やっぱり何とかせないかんでしょ。最終回もKKKだからね。何とかせないかんね、それはね」とさすがに納得いかない様子。0―1で迎えた8回には先頭の代打・亀井が右前打で出塁したが、続く大城が2球バント失敗の末、左飛。続く打者・若林の時に亀井の代走・湯浅が二盗を仕掛けたがエンドラン失敗の“三振ゲッツー”に終わり「バントも、エンドランもそうですね」と同点の得点圏に走者を進められなかったことを悔やんだ。

 5番に座るウィーラーはこの中日との3連戦でノーヒットに終わり、現在13打席連続で快音が聞かれず。「ウィーラーだけではないけどね。みんなでやっぱりそういうのは、カバーし合うということが大事なことでね」とした原監督は、9日から敵地・甲子園に乗り込む首位・阪神との直接対決に向け「明日からまた大一番が続きますから、しっかり戦います」と気持ちを新たにしていた。

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2021年7月8日のニュース