楽天 首位オリックスと1―1引き分け 岸が炭谷との“元西武バッテリー実現”6回1失点も白星ならず

[ 2021年7月8日 21:27 ]

パ・リーグ   楽天1―1オリックス ( 2021年7月8日    京セラD )

<オ・楽>楽天先発の岸(撮影・井垣 忠夫)
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 楽天は敵地でのオリックス戦で1―1の引き分け。首位相手に3タテは飾れなかったが2勝1分けの好成績を残した。先発の岸孝之投手(36)は、巨人から移籍してきた炭谷銀仁朗捕手(33)との約5年ぶりとなる元西武バッテリーが実現。6回5安打1失点と好投するも白星ならず。打線も東京五輪に臨む侍ジャパンにも選出された浅村栄斗内野手(30)の9号同点ソロによる1点のみと振るわなかった。

 岸は炭谷とは西武時代の2016年9月27日・日本ハム戦以来となるバッテリーを形成。1、3、4回と先頭打者を3度出しながらも後続を封じ無失点。しかし5回、先頭の若月に真ん中高めのボール球を強打され、左翼スタンド2階席に飛び込む2号先制ソロを被弾。それでも追加点は与えず104球の熱投で6回を投げ切った。

 打線はプロ初先発の山﨑颯から5回まで3安打無失点と封じられたが6回、浅村の一振りで試合を振り出しに戻す。浅村はこの回からマウンドに上がった2番手・村西の5球目、外角高め148キロのストレートを完璧に捉え、中越え同点9号ソロを放ち「すぐに追いつけて良かったです」と喜んだ。

 リリーフ陣は酒居、宋家豪、松井と1イニングずつ無失点リレー。首位相手に3連勝とはならなかったが、投手陣の“奮投”で2・5ゲーム差を維持した。

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