巨人・岡本和 今季初単独キング25号!七夕の夜にたまげた逆方向へ驚速弾

[ 2021年7月8日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―1中日 ( 2021年7月7日    東京D )

<巨・中>2回無死、岡本和は同点ソロホームランを放つ(撮影・森沢裕)
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 巨人・岡本和の打球が、逆方向に加速する。短冊に願い事を書くなら「優勝したい」。その思いを胸に1点を追う2回、福谷の内角直球を右翼席へ運んだ。25号同点ソロは「ボールに逆らわずいい打撃ができた」。ヤクルト・村上を抜き、今季初めて単独トップに立った。

 着弾まで3・80秒。過去24本の平均は5・01秒で今季最速だった。原監督は「逆方向にライナー。なかなかお目にかかれない打球」と驚く弾丸。腰を回転させ逆方向に引っ張るような打撃だから、角度はなくともスピードでスタンドまで運ぶ。

 1年に1度、織姫と彦星が会う特別な日。「サカマルオカ」の打順でファンを魅了した。得点力アップへ、坂本を約2カ月ぶりに5番から2番に。同点の4回は坂本の中前打の直後、3番・丸の左翼への9年連続2桁10号2ランで勝ち越した。岡本和のソロを含めた3安打だけで勝利。指揮官は「うちの看板3人だ」と称えた。

 不動の4番を軸に打順が変更された。首脳陣から試合中「少し早く休むか」と声を掛けられても断り、「1打席でも多く」と求める姿も。今季5度目のアベック弾だった丸がお立ち台で「僕の方(本塁打)は岡本さまに比べたらミジンコ」と笑いを取ったのも尊敬の念があるからだろう。

 首位の阪神がヤクルトに敗れ、ゲーム差を1・5に縮めた。首位奪回、そしてリーグ3連覇へ、岡本和は「まだ(試合数は約)半分。一本一本積み重ねて、勝ちに貢献できるような本塁打を」と言った。(神田 佑)

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