菊池雄星 7勝目ならず 5回5失点 ヤンキース打線は右打者8人並べる

[ 2021年7月8日 13:46 ]

ア・リーグ   マリナーズ―ヤンキース ( 2021年7月7日    シアトル )

<マリナーズ・ヤンキース>マリナーズの先発・菊池雄星(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(30)が7日(日本時間8日)、シアトルでのヤンキース戦で今季16度目の先発登板。オールスターに選ばれ、地元ファンの前で投げる最初の機会だったが、5回を投げて8安打3四球5失点で7勝目はならなかった。

 初回は1死後、ジャッジ、サンチェスに連続四球を与え、4番スタントンをカットボールで二邪飛に打ち取ったものの、5番ボイトに初球82・4マイル(約132・6キロ)の内角高めスライダーを左前適時打、6番トーレスにも初球内角91・2マイル(約146・7キロ)のカットボールを左前2点適時打と3点を奪われた。

 2回も一死三塁で、2番ジャッジに80・1マイル(約128・9キロ)の真ん中スライダーを左越えに特大の2点本塁打。前夜も、18安打12得点と好調のヤンキース打線は、対菊池に右打者を8人並べ、真ん中から内側に入ってくる変化球を痛打した。

 菊池は4回から外角の4シーム、チェンジアップをうまく織り交ぜ、4、5回は三者凡退3奪三振と立ち直ったが、球数が94球に達し、5回で降板。試合は1―5とリードされていた。

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2021年7月8日のニュース