巨人、7カードぶり負け越し!3安打勝利から一夜、柳に4安打8三振で今季6度目零敗

[ 2021年7月8日 20:30 ]

セ・リーグ   巨人0―1中日 ( 2021年7月8日    東京D )

<巨・中 14>8回1死一塁、若林のチャンスも三振併殺で失い、原監督(中央)もガックリ (撮影・西川祐介)
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 巨人は0―1で中日に敗れ、7カードぶりの負け越し。貯金が12に減った。前夜はわずか3安打で3点を挙げて勝利したが、この日は中日先発右腕・柳に8回4安打8三振。最後は守護神のR・マルティネスに抑えられ、今季6度目の無得点試合に終わった。中日は9カードぶりの勝ち越しを決め、自力V消滅を阻止している。

 巨人は21歳右腕・直江が今季初、プロ4度目の先発マウンドに上がったが、3回途中3安打1失点で降板。今村、桜井、大江、ビエイラのリレーでその後は無失点に抑えたが、打線が柳を打ちあぐねた。0―1で迎えた8回には先頭の代打・亀井が右前打で出塁したが、続く大城が2球バント失敗の末、左飛。続く打者・若林の時に一塁の代走・湯浅が二盗を仕掛けたが“三振ゲッツー”に終わった。直江はプロ5度目の登板で初黒星。一方、大江は19試合、ビエイラは22試合連続無失点を続けている。

 中日は柳が8回4安打無失点で7勝目(4敗)。3回に四球出塁した先頭・根尾を柳が犠打で送った1死二塁から京田の左前適時打で先制した虎の子の1点を柳、R・マルティネスのリレーで守り切った。なお、奪三振部門リーグトップの柳は4回に丸、岡本和、ウィーラーのクリーンアップを3者連続三振に仕留めて今季リーグ一番乗りの100奪三振に到達している。

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