巨人2連勝で最多タイ貯金7 マルオカスモ一発攻勢、先発野手全員15安打で連夜の打線爆発

[ 2021年4月28日 20:40 ]

セ・リーグ   巨人7―3ヤクルト ( 2021年4月28日    神宮 )

<ヤ・巨5>6回1死、丸は今季1号ソロホームランを放ち、ナインの出迎えを受ける(撮影・森沢裕)
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 巨人が7―3でヤクルトを下して2連勝。貯金を今季最多タイの7に戻した。ヤクルトは今季初の5連勝(1分け挟む)から2連敗を喫して今季10敗目に到達、貯金3となった。

 巨人打線が21安打14点の前夜に続いて15安打7点と好調をキープした。初回に丸の適時打などで2点を先取。2回に坂本の適時二塁打で1点を加えると、3回には新助っ人のスモークが右越えに来日1号ソロ、4回には岡本和の2戦連発となる左中間中段への5号2ラン、6回には丸のバックスクリーンへの1号ソロと新クリーンアップがアーチ競演で着実に加点した。ウィーラーも6回に敬遠されるまで前夜から7打席連続安打となる3打席連続二塁打の活躍。9回に吉川が左前打を放って先発野手全員安打達成となった。投げては先発左腕・高橋が5四球と制球に苦しみながらも7回で118球を投げ、5安打3失点と粘り強い投球で無傷の月間5勝目。4月までに5勝は球団では2014年菅野以来7年ぶりとなっている。

 ヤクルトは先発右腕・スアレスが4回12安打6失点と誤算。打線は0―2で迎えた初回に中村の適時二塁打ですかさず1点返し、1―4で迎えた3回にも山田の8年連続2桁本塁打となる中越え10号で2点差に迫ったが、前夜のような打ち合いには持ち込めず。7回から3番手で登板した2年目右腕・杉山が3回を1安打1四球無失点投球とデビュー戦を好投で飾っている。

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