日本ハム・ルーキー伊藤大海がドキドキのプロ初勝利「ほっとした」

[ 2021年4月28日 21:39 ]

パ・リーグ   日本ハム4―3ソフトバンク ( 2021年4月28日    ペイペイD )

<ソ・日5>プロ初勝利を挙げた伊藤は栗山監督(右)から祝福され笑顔(撮影・岡田 丈靖)
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 日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23)が6回4安打無失点でプロ初勝利を挙げた。9回に1点差まで追い上げられ、逆転サヨナラ負けを喫した前回の悪夢がよぎったが、ようやく初勝利を手にした。

 ウイニングボールを手に栗山監督と記念撮影した伊藤は「ほっとした。先制、中押しと野手のみなさんに盛り立てていただいた。これから1試合でも多くファイターズのために投げられるよう頑張りたい」と喜びを明かした。

 栗山監督からは「色々ゴメンな」と言葉をもらったという。

 この日はソフトバンク打線を相手に5四球を与えるなど毎回走者を許したが、勝負どころではスライダーで絶妙なコースを付く丁寧な投球を続け、102球、4点リードのままマウンドを降りた。

 北海道出身の伊藤は苫小牧駒大から昨秋ドラフト1位で地元球団入り。デビューから23イニング連続奪三振のNPB新人タイ記録を作り、前回21日のロッテ戦は7回で2桁10三振を奪う気迫の投球を見せたが、チームは逆転サヨナラ負けを喫するなど、プロ初勝利から見放されていた。

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