巨人・高橋が両リーグ最多の5勝目!「目標は日本一…それに突き進んでいきたい」とキッパリ

[ 2021年4月28日 21:10 ]

セ・リーグ   巨人7―3ヤクルト ( 2021年4月28日    神宮 )

<ヤ・巨5>5勝目を挙げたす高橋は手を広げて笑顔を見せる(撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)がヤクルト戦(神宮)で7回118球を投げ、5四球を出しながらも5安打3失点に抑えて無傷の今季5勝目を挙げた。4月までに5勝をマークするのは球団では2014年菅野智之以来7年ぶり。両リーグ最多の5勝目はすべて4月にマークしたものとなった。

 「自分が1年目に5勝で。それにまず並んだっていうことがうれしいなと思います」と4月で早くもシーズン自己最多タイとなった5勝目に笑みをこぼした高橋。前夜は両軍合わせて33安打が飛び交った末に巨人が14―11で打ち合いを制している。その流れで巡ってきた登板を「こういう(狭い)球場で風も強く、長打、ホームランっていうのはつきまとってくるかなと思って少し丁寧にいき過ぎたところもあるのかなと思うんですけど、次の1点、次の1点をやらずにと思ってマウンドに上がっていました」とまずは振り返った。

 自身の開幕5連勝について聞かれると「僕だけの力ではなくチーム全員の力で勝っているものなので、そういったところをしっかり感謝してまたいい調整ができればいいなと思います」と謙虚に話した高橋。前夜21安打14点の打線はこの日も5番・スモークの来日1号ソロ、4番・岡本和の2戦連発となる5号2ラン、3番・丸の今季1号ソロとクリーンアップの一発攻勢で着実に加点し、先発野手全員の15安打7点で勝ち切った。今季最多タイの貯金7としたチームの雰囲気について「やっぱり勝てばいい状態になると思いますし、負けることもあると思うんですけど、目標は日本一だと思うので、それに突き進んでいきたいと思います」と力強かった。

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