【マエケンと一問一答】2戦連続の3被弾「球種の選択ミス」 感覚的には「良くなっている」

[ 2021年4月28日 11:41 ]

ア・リーグ   ツインズ4―7インディアンス ( 2021年4月27日    クリーブランド )

ツインズ・前田健太(AP)
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 ツインズの前田健太投手(33)は27日(日本時間28日)、クリーブランドでのインディアンズ戦に今季5度目の先発。5回2/3を投げ、3本塁打を含む8安打5失点だった。試合は4―7で敗れ、敗戦投手となった。前田の今季成績は1勝2敗、防御率6・56で、チームは4連敗となった。

 初回3番ラミレスに1―2から94マイル(約151キロ)の直球を右越えに弾丸ライナーのソロ本塁打。2回は先頭の5番レイエスに真ん中に入ったスライダーを左越えに特大、飛距離137・8メートルのソロ本塁打を被弾。3回は2死二塁でラミレスのレフト左への飛球を左翼手が落とし(記録は二塁打)3イニング連続失点。4回にチームが同点に追いつき、前田も4回、5回は0に抑えたが、6回に2死からレイエスに92マイル(約148キロ)の内角2シームを、この日2本目、左越えソロ本塁打された。続く6番ネイラーにチェンジアップを左中間フェンス直撃の二塁打とされたところでマウンドを降りた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

――今日のピッチング。
「少しずつ良くなってきたけど、ホームランを打たれてしまった。そこは球種の選択ミスもあったかな。ボール自体は前回よりも良かったから悔しい」

――投手コーチが1週間良い練習をできたと言っていたが、具体的には。
「投球フォームのズレを修正して、いい方向に向かっている。継続していきたい。感覚的には良くなっているので、あとは結果がついてくれば」

――ホームランが多い。
「初回のは2ストライクから、他の球種と迷った中で、選択で悔いが残る。最後のホームランはインコースを足を引いて狙われていたので、球種が違えば結果も変わっていたのかなと」

――相手に研究された感じがあるか。
「9人中半分は今まで対戦していない打者。そこまで変な感じはなかった」

――強い打球を打たれる率が上がっている理由は。
「コースが甘いが、正直寒さもあると思う。今季は慣れない環境の中でスタートし、初めてミネソタの難しさを感じている。温かいときと寒いときでは、球速も切れも変わる」

――オープン戦で一度長袖を試したが。
「気温による。その時の状況次第。フロリダで一度試したけど、寒くなかったし、そこでできたからといって、実際に気温一桁の場所で投げると難しさが出てくる。寒さについては慣れて、勉強しながらやるしかない」

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