広島が「守備型」新オプション準備 「鬼肩」ドラ6・矢野は三塁でも使える!

[ 2021年3月20日 21:58 ]

オープン戦   広島1ー2ソフトバンク ( 2021年3月20日    ペイペイドーム )

守備で存在感を示した広島・矢野
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 広島ドラフト6位・矢野雅哉内野手(22=亜大)が「8番・三塁」で先発し、守備で存在感を示した。

 三塁での打球処理は、三ゴロ2つ、三邪飛1つの計3回。そして7回に二塁、8回には遊撃と守備位置を変えながら無失策で終えた。

 10日の阪神戦以来となる先発起用。佐々岡監督は「今日(の高橋礼)みたいな変則の投手で試してみたかった」と説明した。

 正三塁手の堂林がコンディション不良で離脱して以降は、クロン(4試合)とメヒア(1試合)が三塁で先発してきた。いずれも助っ人を起用する「攻撃型オーダー」をテストしてきた中、オープン戦残り2試合の段階で「守備型」矢野を三塁で先発させた。

 矢野は、遠投130メートルの強肩と50メートル5秒9の俊足を生かした守備が持ち味。主戦は遊撃ながら、春季キャンプから三塁守備にも入って準備を進めている。

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2021年3月20日のニュース