52年ぶり出場の宮崎商 センバツ初勝利ならず 橋口監督「なんとか1勝をと思ったが」

[ 2021年3月20日 11:36 ]

第93回選抜高校野球大会第2日第1試合 1回戦   宮崎商1-7天理 ( 2021年3月20日    甲子園 )

<宮崎商・天理>アルプスの応援団にあいさつする宮崎商ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 第93回選抜高校野球大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催。第1試合では、宮崎商が1-7で天理(奈良)に敗れ、センバツ初勝利はならなかった。

 52年ぶり3度目のセンバツ出場で春初勝利を目指した宮崎商。中盤までエースの日高大空が粘りの投球を見せた。打線は初回、2回とチャンスで無得点に倒れたが、8回に3番・中村碧人が意地の中越え適時三塁打。チームとしては、初出場した66年センバツ以来となる55年ぶりの得点を挙げるも、7回の4失点が痛かった。

 試合後、橋口光朗監督は「うちの野球、守り勝つ野球ができなかったのが敗因」と語り、天理の達について「ストレートが速くてまっすぐの精度が高かった。低めにきたボールが難しかった」と印象を語った。

 春初勝利を逃し「地域の皆さんの応援があり、なんとか1勝をと思ったが、厳しい結果になってしまった。夏に向けて投手を中心に守備を強化していきたい」と夏を見据えた。

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