東海大甲府・三浦主将　先制許した捕逸を悔やむも「この負けを無駄にしないように」

第93回選抜高校野球大会第2日第3試合   東海大相模3-1東海大甲府 （ 2021年3月20日    甲子園 ）

＜東海大甲府・東海大相模＞7回　2死二、三塁　東海大相模打者・綛田の時、東海大甲府捕手・三浦がパスボールで先制点を許す（投手・若山）（撮影・成瀬　徹）
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　93回選抜高校野球大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催。第3試合で東海大甲府（山梨）は東海大相模（神奈川）と激突。両校ともに甲子園初の系列校対決で、甲子園では1983年夏以来となる東海大系列校同士の対決は延長11回の熱戦も東海大甲府は1－3で敗れ、90年の第62回大会以来31年ぶりの初戦突破はならなかった。

　東海大甲府主将の三浦諒太捕手（3年）が痛恨のプレーを悔やんだ。0―0の7回の守り。2死二、三塁で捕逸し、東海大相模に先制を許した。三浦は「若山が頑張っていたのに、一番大事なところで情けないミスが出たのが敗因。自分の技術不足です」と唇をかんだ。「結果論ですけど、抑えていたら勝てていた。申し訳ない」と反省の言葉が並んだ。夏に向けて「この負けを無駄にしないようにしたい」と誓った。