鳥取城北 逆転で悲願のセンバツ初勝利 エース広田が2失点完投

[ 2021年3月20日 13:23 ]

第93回選抜高校野球大会第2日第2試合   鳥取城北6-2三島南 ( 2021年3月20日    甲子園 )

<三島南・鳥取城北>先発登板する鳥取城北・広田(撮影・後藤 正志)
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 第93回選抜高校野球大会がは20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催。第2試合は鳥取城北(鳥取)が6―2で三島南(静岡)を撃破。2年連続3回目の出場でセンバツ初勝利を挙げた。

 鳥取城北は1点を追う5回、1死一、二塁から2番・中木村連次郎の投前へのバント安打と敵失から2点を奪い逆転。なおも1死三塁で3番・畑中未来翔の中前適時打で加点した。9回にも1死二塁から1番・松田龍太の右翼線適時三塁打、中木村の左翼への適時三塁打、畑中の左犠飛で3点を加えて試合を決めた。

 先発した3年生右腕・広田周佑は2回、6回に1点を失ったものの、粘り強い投球を見せ8安打2失点で完投勝利を飾って見せた。

 三島南は2回裏、1死三塁から7番・富岡創の左犠飛で先制。逆転を許し2点を追う6回1死三塁に4番・小堂湧貴の中前適時打で1点を返したものの及ばず。21世紀枠での初出場で全国1勝はならなかった。

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