中日・与田監督 背信KOの柳に発奮促す「次世代が頭角を現さないと、優勝は望めない」

[ 2021年3月20日 17:43 ]

オープン戦   中日0ー11日本ハム ( 2021年3月20日    バンテリンドーム )

<中・日OP>日ハムに大敗し、ガックリと頭を下げる与田監督(中)(撮影・椎名 航)
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 中日は投打揃って振るわず日本ハムに完敗。

 与田監督は5回8失点と乱調だった先発・柳について「いかにボール球を上手く使うか」と課題を指摘。初回、野村を投手ゴロに打ち取った場面を振り返り「(ストライクゾーンの)左右をうまく使って打者に踏み込ませなかった。我々が求めるものだし、柳もしたいはず。できた要因、できない要因を考えて欲しい」と打たれた原因を分析するよう促した。

 その上で「開幕へ向けて不安だと思うが、不安の払拭は本人がやるしかない。時間がないが、しっかり反省して取り組ませなきゃいけない」ときっぱり。

 さらに「柳と(小笠原)慎之介、今年2人がどれだけ一本立ちできるかにかかっている」と若き両腕のレベルアップを切望。「次世代が頭角を現さないと、優勝は望めない。引き続き厳しく見ていきたい」と2人に関しては期待値が高いからこそ、今後も厳しく育てる方針を示した。

 一方、打線も大量失点が影響したのか散発3安打に終わり、オープン戦初の零敗。指揮官は「序盤に大量得点を取られても1点でも返す執着心を見せていかないと。トーナメントでない。翌日も試合はある」と苦言を呈した。

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2021年3月20日のニュース