仙台育英・島貫主将「2年分の思いを込めた」、3分超え堂々選手宣誓に甲子園は拍手の渦

[ 2021年3月20日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会第1日第2試合 1回戦   仙台育英1―0明徳義塾 ( 2021年3月19日    甲子園 )

選手宣誓をする仙台育英の島貫主将(代表撮影)
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 令和最初のセンバツ王者を目指す32校による13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日含む)の熱戦が19日、幕を開けた。1回戦3試合が行われ、仙台育英(宮城)は、明徳義塾(高知)に1―0勝利した。

 開会式で選手宣誓をした仙台育英の島貫丞(じょう)主将が「2年分の思いを込めた」という3分を超える宣誓に、球場は大きな拍手に包まれた。明徳義塾戦では5回に内野安打をマーク。だが、6回1死満塁の好機では一ゴロ併殺に倒れ「みんなが支えてくれて勝つことができた。忘れられない一日になった」と感謝した。

 【センバツ開会式アラカルト】

 ☆入場行進 初日に登場する6校の選手が行進。他の26校の行進は、事前に収録した映像がバックスクリーンで流され、学校名がアナウンスされた。

 ☆観衆 上限は1万人に設定され、開幕試合は7500人が集まった。また第2試合は7500人、第3試合は6000人が観戦した。

 ☆国歌独唱 第74回全日本学生音楽コンクール声楽部門の高校の部1位・西宮(兵庫)の柏原雅さんが務め「国旗掲揚に合わせて自分の声が乗るのが気持ち良かったです」。

 ▼日本高野連・八田英二会長 2年ぶりの大会となります第93回選抜高校野球大会を開幕することができ、万感胸に迫る思いです。引き続き、安心・安全を第一とした大会運営に努めてまいりますので、皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。

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2021年3月20日のニュース