広島 日替わり打線スタート?誠也がオープン戦初の4番も河田ヘッド「毎試合変わると思う」

[ 2021年3月20日 05:30 ]

オープン戦   広島1ー2ソフトバンク ( 2021年3月19日    ペイペイドーム )

<ソ・広>7回無死、左前打を放つ鈴木誠(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 広島は初めてDHを使わず打線を組み、鈴木誠が今春オープン戦では初の「4番・右翼」に座った。唯一の得点につながった7回の左前打を含む2安打。守備にも就き、佐々岡監督は「体調も戻ってきていると思う。あと2試合、最後までしっかりと調整して、いい形で開幕を迎えられれば…」と安心した。

 当初は昨季終盤と同じ「3番・鈴木誠」が有力視された中、4番候補のクロンや松山が不調。鈴木誠はコンディション不良から復帰した17日のヤクルト戦で初めて4番(DH)に戻った。

 ただし、4年連続の開幕4番に落ち着いたという見方に対して、河田ヘッドコーチは「いや、毎試合変わると思う。固定するつもりもないし、相手投手、ブルペン陣に合わせてやっていくつもりなので、何がどうこうは決めていないつもり」と改めて日替わり4番の方針を強調した。中日との開幕カードでは右腕の福谷、柳との対戦が見込まれ、「4番・西川」も選択肢として臨機応変に戦うことになりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月20日のニュース