東海大相模の18番・石川永稀 父も驚いた公式戦初先発が甲子園 8回6安打1失点の大仕事

[ 2021年3月20日 18:46 ]

第93回選抜高校野球大会第2日第3試合   東海大相模3ー1東海大甲府 ( 2021年3月20日    甲子園 )

<東海大甲府・東海大相模>8回1失点と好投した東海大相模・石川(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 東海大相模(神奈川)の石川永稀(3年)が公式戦初先発となったマウンドで8回6安打1失点の好投を見せた。大会直前にメンバー変更でベンチ入りした右腕は「いろんな学校が(エース左腕の)石田対策をしているという記事を見たので、自分が行けば驚くかな、投げたいなと思っていた」と胸を張った。

 昨秋の公式戦は地区大会での1イニングの登板のみ。大舞台での初戦で先発に抜てきした門馬敬治監督は「僕の中では当たり前に起用しました。最近の石川の状態が良かったのが一番の要因。表情も言葉も良くて、充実度が感じられた」と、当日の朝に先発を告げた。

 石川の両親は、アルプス席で試合を見守った。父・忠永さんは「全く想像していなかった」と驚いた様子。母・文枝さんは「普段からいろいろなことを話してくれる、優しい子です」と甲子園での快投を喜んだ。

続きを表示

2021年3月20日のニュース