天理、1メートル93のエース達 10K&161球投げ抜く「得点圏でギアをあげられた」

[ 2021年3月20日 11:35 ]

第93回選抜高校野球大会第2日第1試合 1回戦   天理7-1宮崎商 ( 2021年3月20日    甲子園 )

<宮崎商・天理>力投する天理・達(撮影・北條 貴史)
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 第93回選抜高校野球大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催。第1試合では、天理(奈良)が7-1で宮崎商を破り、6年ぶりに初戦を突破した。

 天理は2回、背番号18の7番・木下和輔の右中間適時三塁打で先制。なおも2死三塁とし、8番・達孝太が右前へ適時打を放って2点目を加えた。7回には9番・政所蒼太が左前へ2点適時打、さらに1番・内山陽斗が右越え適時二塁打で続き、一挙4点で突き放した。投げては今秋ドラフト候補で、1メートル93のエース右腕・達孝太が、最速146キロを軸に10奪三振の力投を見せた。

 試合後、達は「立ち上がりから状態がうまくいかなかった。球数は多くなってしまった。勝ててホッとしている」と安ど。161球を投げぬき「投げ切るつもりだった。ランナーが得点圏に行ってギアをあげられたのが良かった。一、三塁のピンチをしのげてよかった」と振り返った。

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