阪神・浜地 内容あるウエスタン開幕勝利投手 省エネ46球で5回無失点 早期の1軍昇格アピール

[ 2021年3月20日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神4-2ソフトバンク ( 2021年3月19日    タマホームスタジアム筑後 )

<阪神2軍・ソフトバンク2軍>阪神の先発・浜地
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 ウエスタン・リーグが19日、開幕し、阪神はソフトバンクを4―2で下した。先発した5年目右腕・浜地が5回2安打無失点と好投。早期の1軍昇格をアピールした。

 「変化球が入らなかったので今日は真っすぐで。相手が真っすぐに強いことは分かってましたけど、状態も良かったので押していこうかなと」

 初回2死から三森に投手強襲の内野安打を許したが、続くリチャードを外角低めスライダーで空振り三振。2回以降も直球を主体に相手打線を圧倒し、5回46球の省エネ投球で今季初勝利を挙げた。

 最速は149キロを計測。平田2軍監督からは「今日は立ち上がりの初球から気持ちが入っていた。球のスピードもキレも良いとの浜地に戻ってきている」と評価された。(須田 麻祐子)

 《高寺 デビュー戦で好守「練習通りできた」》新人の高寺が、「9番三塁」として公式戦デビューし、初回から好守を見せた。「緊張とかはなかったので、練習通りできたかなと思います」。初回は柳町の左翼線へ抜けようかとの打球を、横っ跳びで好捕。先発した浜地の好投をアシストした。打撃では2打席連続押し出し四死球で2打点。プロ入り後初の有観客試合となったが「そっちの方がヤル気が出るので」と頼もしかった。

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