東海大相模 38年ぶり東海大系列対決を延長で制して初戦突破

[ 2021年3月20日 16:16 ]

第93回選抜高校野球大会第2日第3試合   東海大相模3ー1東海大甲府 ( 2021年3月20日    甲子園 )

<東海大甲府・東海大相模>8回1失点と好投した東海大相模・石川(撮影・北條 貴史)
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 第93回選抜高校野球大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催。第3試合は東海大相模(神奈川)が3―1で東海大甲府(山梨)に勝利。両校にとっては甲子園初の系列校対決で、甲子園では1983年夏以来となる東海大系列校同士の対決を制して見せた。

 東海大相模は7回、2死二、三塁で東海大甲府の捕手・三浦諒太の捕逸の間に生還して先制。同点で迎えた延長11回には1死二塁から2番・大塚瑠晏の右前適時打で勝ち越し、なおも2死三塁から4番・柴田疾の左翼線適時二塁打で加点した。

 投げては3年生右腕・石川永稀が8回を6安打1失点と好投。9回からはエースの石田隼都が完璧なリリーフを見せた。

 東海大甲府は1点を追う8回、1死二、三塁から4番・久井竣也の左前適時打で同点としたがそこまで。先発したエース・若山恵斗の好投も実らず、90年の第62回大会以来31年ぶりの初戦突破はならなかった。

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2021年3月20日のニュース